またもや今日も豆知識!!
バンドでやっていると、音作りがうまくいかないことがありませんか?
「個人練習ではうまく聞こえるのに、バンドで合わせるとうまく聞こえない。」
そういう悩みの人たくさんいるんではないでしょうか。
それは、音量バランスが原因かもしれません。
全体のバランスを整えるコツをご紹介します。
ギター、ベースはエフェクターの音量バランスを整えておくこと。
まず、自宅用のアンプできちんと音を作り込んでおきます!
小さい音量だと必要以上に歪ませすぎになる場合が多いですので、
ちょっとうるさいくらいの音で鳴らして、音作りをしておきましょう。
歪み系のエフェクターを踏んだ時に、少し音が大きくなるくらいがいいですね!
ドラムは手首を使ってしっかり叩く練習をする。
手首のスナップをきかせて真ん中をきちんと叩くと、しっかりと音がなります。ドラムの音量不足は、PAで補正ができないことがあります。ロックバンドの場合は、オープンリムショットがきちんとできるようにしておきましょう。
音量を調整する手順
音量調整の上で大事なことを言っておきます。
ボーカルなど客観的に音を聞ける人が、音量調整の指揮を執ります。
楽器を弾く人というのは、わりと自分しか見えていないところがあります。また、みんながいろいろ言うと、言い合いになったりするので、バンマスやリーダーが基本的に指示を出すようにするといいでしょう。
1.アンプの向きを調整する。
PAがいるライブ会場などでは気にしませんが、スタジオでは前のバンドが片付けていることが多いので、アンプの向きを変えます。基本的には中央に向くようにするとよいです。向きがばらばらだと、音がばらけて聞こえるので、適切な音量調整ができません。
2.自分たちの得意な曲を通して演奏する。
どんな曲でもいいですが、1曲通して演奏します。
部分的にでなく、全体を演奏することがポイントです。
ギターなどはバッキング、リード、シングルノート、ダブルノート、コードカッティングなど様々な奏法、演奏場面があるので、それをすべて網羅するには、1曲全体を演奏してみるのがいちばんいいのです。
3.音量を次のポイントに絞ってチェックする。
1曲演奏してみたら、以下のチェックをしてみてください。
- ドラムの音は聞こえたか。聞こえない場合は周りを下げる。
- ベースのメロディは聞こえたか。聞こえない場合はベースのトレブル(高音)をあげる。もしくは音量を上げる。
- ギターの音でボーカルが聞こえにくくないか。聞こえにくい場合はトレブルやミドル(中音)を下げる、音量を下げる。
- ボーカルがきちんと聞き取れるか。聞き取れない場合はボーカルのミドルをあげる。
- ギターのメロディが聞き取れるか。聞き取れない場合はイコライザを変える、音量を上げ下げする、またはエフェクターの歪みを抑える。
ここまで読んだ人は気づいたかもしれません。実は、音量以上に気を遣わなければならないことがあります。
バンド演奏で音量調整する時は、イコライザを調節するだけでいい場合もあります。
ギターやベースはエフェクターにもありますし、アンプにも以下のような3バンドのものがついています。
また、ボーカルのイコライザも、ミキサー部にありますので、調節してみてください。
こんな感じですが、音が聞こえないからと言って、音量をたくさんあげるのではなく、まずはEQでいろいろいじってみましょう。
ブギーではそんな音作り、バランス調整がちゃんとできているかを確認出来るように、
即レコ24を使います。
これを使って全体の音を録ってみましょう!!
録った音を聞いて、全部の楽器と歌がバランス良く聞こえれば、音作りは上手くいっているという事になります!!
Aスタジオに設置しておりますので是非バンドで入られる際には使ってみて下さいね。
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