小倉店の白石です。
久し振りに担当が廻ってきました!
今回は音のコントロールに付いて書いてみたいと思います。
コントロールといえば、メジャーリーグの前田健太投手が大活躍してますね〜
緩急や球種を上手く使い分けたピッチングが奏功してるようですね!
*残念ながら今日の試合で故障してしまったようですが…。
さて、本題に戻ります。
バンドで演奏する時に、カッコ良く、良い演奏をするために気をつける事は多々あると思いますが、前回までの流れをおさらいすると、
チューニング、リズムキープ、音量バランス等について書いたと思います。
上記の事柄が上手くいき出したら、次はアーティキュレーション、ダイナミクスについて意識してみましょう!
ザックリというと、演奏に抑揚を付けるってことです。
例えば3分の楽曲を演奏するとして、ド頭からエンディングまで常に同じように演奏していては何か面白みに欠けませんか?
最も、ジャンルによっては最初から最後まで常に全開でぶっ飛ばしてなんぼ!ってジャンルもあると思いますが、そういったエクストリームなジャンルは今回は省いて、割とオーソドックスなジャンル全般に限らせてもらいます。
楽曲の中に、起承転結、複数のパートがあると思います。
大抵の場合はサビが一番盛り上げるパートになると思います。
更に同じサビでも落ちサビだと音量は押さえますよね?
また、ド頭のイントロでMAXであおっておいて、歌い出しがソフトになり、Bメロからサビへと徐々に盛り上げていくっていう様なスタイルの曲もありますよね?
基本的な音合わせが出来るようになったなって思ったら、次のステップとして演奏に抑揚を付けて、より色っぽく艶っぽく、イカした演奏が出来る様に意識してみましょう!
その楽曲を全体でストーリーとして大きく捉えて、メンバー間で同じイメージを共有する様にしましょう!
そうする事で上手くいくと思います!
もちろん、個々のパートでもスタッカート気味にいくのがレガートにいくのか?
より細かい部分も意識する様にすれば、更に良くなると思います。
割と抑揚の付け方が大げさってか分かり易くやってるバンドがいます。
LIMP BIZKIT
90年代後半から00年代初頭にかけて一世を風靡したバンドです。
ジャンル的にはいわゆるミクスチャー/クロスオーヴァー/ニューメタルといった部類に入るラウド系のバンドです。
暴力的で破壊力抜群のカッコいいリフが満載のバンドですが、演奏にかなり抑揚を付けてます。
ヘヴィにグルーヴィにいく部分とソフトな部分のダイナミックレンジの差がかなり大きなバンドです。
CDより、ライブ映像を見た方がより分かり易いと思うので、このバンドを知らない方はチェックしてみてください!
あとは、大御所の
IRON MAIDEN
英国が誇る、ヘヴィメタルの大御所です。
彼らの場合も、ダイナミクスももちろんですが、どちらかっていうとテンポの部分での抑揚です。
疾走感のあるナンバーが多いのですが、ライブで見ると大抵、走ってます 笑
しかし、バンドで息を揃えたかのように一斉に走ったり、テンポダウンしたりしてるんです。
阿吽の呼吸といったところでしょうか。
私見ですが、ロックショーって何でもありだと思ってて、演奏や舞台演出のミスや トラブルもいくらプロでもある程度避けられないし、その緊張感や臨場感こそがライブの醍醐味だと思います。
だからロックバンドってライブ盤が良くリリースされたり、ヒットしたりするのでは?
と思います。
昨今は同期ものを使うのがトレンドのようですが、同期させることにいっぱいいっぱいでそれにしばられたようなライブでの演奏には個人的にはピントきませんねー
多少走ったり、もたったりしつつも、グルーヴィーで迫力のある演奏の方が迫力ありませんか?
もちろん、同期を積極的に使って良い世界観を創ってカッコいいライブをしているバンドも沢山いますが。
ということで、今回は音のコントロールについて書いてみました。
みなさんも意識して、カッコいい演奏が出来る様に、頑張ってください!
最後に2年程前に復活した、昔大好きだったバンドを紹介したいと思います。
DIZZY MIZZ LIZZY
北欧、デンマークのバンドで3p編成です。
『GLORY』って曲が大ヒットしました。とても面白いバンドです。
このバンド、ライブではギタボ以外コーラスも一切ないし、 割りとオーソドックスな演奏スタイルなので、多少すかすか感は感じられますが、ぴったりと3人が息を合わせた演奏が聴けます。
更に曲の間奏部でいきなりフリーセッションを始めたりと遊び心満載です。
今回、3組のバンドを例に出しましたが、興味があったら聴いてみてください!
ライブで音を自在にバンド単位でコントロールしてる場面が分かると思いますよー
それでは、今回はここいらで〆ます。
TAKE CARE!!!
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