今日はとあるバンドさんに、「バンド練習してる際の音量バランスってどうしたらいいんですか?」との質問があったので、
今日はスタジオ内でのバンド練習の際の音量についてお話をしたいと思います
一概に音量とは言っても、色んなジャンルのバンドサウンドがあると思いますので、一応参考程度に留めておいてくださいね(笑)
まず、練習スタジオ内は密閉された空間です。
そんな狭い部屋でバンドが音を出して練習しています。
これは非常に耳に良くないです。
一般的に、生ドラムの音の大きさは130dbぐらいと言われています。
これは落雷が落ちたときと同じぐらいの音の大きさで、聴覚器官にダメージの影響が大きいラインです。
上空600mの飛行機が飛ぶ音や、自動車の警笛が110dbですので、いかに耳への負担が大きいか分かりやすいと思います。
ちなみに、一般家庭の掃除機の音が70db、テレビを小さめに聞くと60db程度です。
耳への負担を軽減するためにも、全体の音量バランスを調節しやすくするためにも、できればドラマーの方にはライブより弱めに叩いてもらうことをオススメします。
次にベースの音量を調節します。
リズム隊の音量をここで決めてしまいましょう!
そして歌(ボーカル)の音量を決めます。
歌モノバンドなのに歌が聞こえない!なんて嫌ですからね。
そしてギターの音量を決めます。
ギターはバッキングのときは小さめに、リードのときは大きめに、と分かりやすく音量を調節してしまいましょう。
ある程度全体の音が決まったら、軽く合わせながら部屋の周りを歩いてみてください。
歩いてみると場所ごとに音のバランスがまったく違うと思います。
ここで大切なのは、自分の立ち位置で周りの音がすべて聞こえるようにセッティングするということです。
すべての音が聞こえないと練習にならないですからね。
こういった形で練習をしてみてください。意識して実践してみると、案外どこどこの音が聞こえない!ってことがあったりするかもしれません。
例外として、爆音バンドだったらどうするんだよ!っていう問題があると思います。
そんな場合は耳栓をつけてみてください。特にボーカルの方にオススメです。
サウンドハウスなどで、音質を落とすことなく-20dbほど落として周りの音が聞ける耳栓なども売っていますので、ぜひ試してみてくださいね!
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