2018年2月14日水曜日

ヴィンテージ

こんばんはー!
小倉店の白石です。

今日は楽しいバレンタインデーですね?
もうチョコ貰ったよ〜(あげたよ)って方、もしくはこれから貰う(あげる)って方もいると思いますが、ま、楽しいイベントですよね?

個人的には毎日必ず食べるってくらいチョコが好きなので、なんて素敵な日なんだろう!
って思います。(ま、貰えれば、の話ですが… てかどのみち貰えなくとも自分で買って食べますが 笑)

さて、そんな今日の日ですが、TVをつければバレンタインのチョコ購買協奏曲の話題や開催中の冬季オリンピックの話題でニュースは持ち切りでしたが、なんともけったいなニュースが入ってきました。
⇩⇩⇩

客が預けたビンテージのギターなどを返さず、トラブルになっていた東京・杉並区の楽器店の店長について、警視庁は14日、業務上横領の疑いで逮捕した。

なんとも楽器屋の風上にもおけん、不届きものですね!

我々のようにスタジオや楽器店、ライブハウス等にまつわる職業についてる方ってのは音楽や楽器が大好きな方だと思うんですよね。
音楽を好きな人ってみな良い奴に決まってるっと思いたいですが、自分本位のどうしようもない人間てのも中にはいるんですね…。

この楽器店に大切な愛器を預けてたユーザーの方の心中お察しします…。

 ところで、このヴィンテージって何でしょうか?っと思ったビギナーの方もいらっしゃると思いますので、今回はこの機会に少しヴィンテージギターについて書いてみたいと思います。

車なんかにも使われるこのヴィンテージってコトバ
ただの古い中古とは違って、物凄く年代ものだったり、生産台数が限られて市場に出回ってなかった様な、凄く希少価値の高いモノのことをいいます。

エレキギターやアコースティックギター、エレキベースギターなど、我々に馴染みの深い楽器以外でも、もっと歴史のある楽器、たとえばヴァイオリンなんかだと、ン千万以上もの価値がついたものもあります。

LM楽器はヴァイオリンなんかと比べると歴史が浅い近代の楽器になりますが、それでもヴィンテージが現在かなり出回ってます。

しかし、ヴィンテージとなるとやはり歴史のあるブランドのものにある程度限られてきます。
FENDERやGIBSON、といったブランドですね。
1950年代頃からエレキを製造してますので。

例えば、'68年製造のギブソンレスポールがあるとします。
今年が2018年ですのでちょうど半世紀前の楽器となります。

って考えると『おーっ』 ってなりませんか?

アンティークじゃないけどそんな古くて希少価値のあるものなら手元においておきたいな〜なんていうセレブなコレクターの方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に凄いのはそのトーンなのです!

エレキギターは殆どのものが天然の木材で出来てます。
もちろん、ヴィンテージのギターが作られた時代はグラファイト等はまだ無かったので、全てが天然木材ですね。


天然の木材って実際に生えてる木を切って加工されてますが、奇妙なことかも知れませんが、加工されたあとも生きてるんですね〜

ですので乾燥したり、曲がったりするんです。

そして、時間をかけて音のツブ立ちや立ち上がりなどが整って来て、全体的なギターのトーンが良い具合に仕上っていくんですよ
これがよく言われる、『楽器が鳴り出す』ってやつなんです

このことを『エイジング』 って言ったりもします。

例えば、マッサラピンピンのギターを買って弾いてみたけど、イマイチしっくり来ないって経験したことありませんか?

そして2〜3年程弾きこんで、やっと馴染んで来たな〜、みたいな。

当然、自分自身がその新品の楽器に慣れて(耳・操作等) きた、ってことも考えられますが、間違いなく、そのギター自身が鳴り出してるんですよ!

実際、プロのプレイヤーでも新品を嫌って、わざわざ中古を探して、『人が弾き込んで馴らしてくれてるから』っていった理由で中古のみをゲットして使ってる方もいるくらいなんですね。

所詮はエレキ、ピックアップやアンプなんかで電気で増幅させて鳴らす楽器だしって思いなされ。実は木の部分が締めるウェイトが高いのですよ。

また、エコと言われ出し、環境問題等に取り組まれ出した昨今に比べ、当時は希少な材木も贅沢に使用されてたって事もこのヴィンテージのギターの価値を高めているかもですね。

因に私は長年WARWICKのベースギターを愛用してますが、最初に買ったサムベースはブヴィンガっていう木材が使用されてましたが、現在はこのブヴィンガって木が伐採できなくなったため、現行のモデルにはフレイムドメイプルが代わりに使用されてるみたいです。

ブヴィンガを使用した初期のサムベースも後々ヴィンテージになるかもですね〜

以上、ヴィンテージについて少し書いてみましたが、この辺で今回は締めたいと思います。

実は私自身はヴィンテージものは所有してなくて、触ったことは知人のを少し触らせてもらったことがある程度なのですが、いつかは一本手に入れたいなーなんて思ってます。

生まれ年のFENDER JAZZ BASSが良いかな?
しかしこの年のジャズベはあまり良くないって聞いたこともありますが… 笑

ま、ヴィンテージでなくとも、皆さんも楽器は大切に使いましょうね!

実は人工的に作られたモノの中で、『愛』って付けられるのは車と楽器だけみたいです。
愛車・愛器って具合にね!

それこそバレンタインじゃないけど、愛情を持って沢山触れて弾いてあげると、とんでもなく良い音が鳴り出すかも?ですよ。


それでは、TAKE CARE!!!!
---------------------------------------------------------------------------------------------

☆リハーサル&レコーディンクスタジオ    
sound Boogie
天神親富孝通り店

  営業時間     平日/12:0026:00
                   土日祝/10:0026:00
  (バンド利用の場合、上記時間外も対応いたします。要予約)
 福岡市中央区天神3-4-19 WITH TENJIN 2F
 TEL 092-707-0733

小倉店
  営業時間     平日/12:0024:00
                   土日祝/10:0024:00
  (バンド利用の場合、上記時間外も対応いたします。要予約)
 北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity B1F
 TEL 093-383-8343

☆福岡・北九州で音響設備レンタル・PAのご依頼は
 TEL 093-383-7002  FAX093-883-7411

---------------------------------------------------------------------------------------------








0 件のコメント :

コメントを投稿

☆福岡・北九州で音響設備レンタル・PAのご依頼は
blueflame soundworks

福岡県北九州市小倉北区木町3-1-28-1F

TEL 093-383-7002 FAX093-383-7012



☆リハーサル&レコーディンクスタジオ

sound Boogie

福岡県北九州市小倉北区浅野1-8-4-3F

TEL 093-383-8343



☆九州で唯一の本格的スロットカーショップ  

ユノディエール 

営業時間  平日  15:00~24:00

      土日祝 10:00~24:00

福岡県北九州市小倉北区浅野1-8-4-3F

TEL 093-383-8343



☆毎日SALE!! スロットカーの通販

ユノディエールWEB SHOP

フォロワー