staff Blog: Gibson倒産の危機

どーーーーもーーーー！！
天神親不孝通り店の山口です！！

いきなり表題が恐い内容ですが、前々から噂されてる内容で、
今回はかなりこの説が濃厚という噂が巷ではチラホラ聞くので書かせて頂こうかと思います。

まず、軽くGibsonについて紹介します。

初期Gibosonはマンドリンやアコギも制作していたメーカーですが、
1950年にはレスポールと共同制作にて今のGibsonの定番スタイルを制作。
のちのちにエクスプローラーやサンダーバード、フライングVを制作する

画像のギターがエクスプローラー

数々の伝説を作ってきた老舗Gibsonが今危機的状況との事。
現在ギブソンは3億7500万ドル（約400億円）の担保付き約束手形が7月23日に返済期限を迎えるとニュースで報じられてます。

手形を更改できなかった場合、別の1億4500万ドル（約155億円）の銀行ローンを支払わなくてはならないという。
ワシントンポストによると2017年10月に、過去10年間でエレキギターの売上高は、年間約150万台から年間100万台に急激に低下し

ギブソンとフェンダーの2大企業は負債を抱えており、業界3位のPRSギターはスタッフを削減し、安価なギターの生産を拡大しなければならなかったという。厳しい現実があるそうで
実際にバンド人口は昔に比べあまり多くみないな〜と思います。
折角、元GUNS'のSLASHがギブソンの初代グローバル・ブランド・アンバサダーに就任することが決定したのにも先行き不安でしょうねー。
ちなみに、スラッシュは今後エピフォンやギブソン、ギブソン・カスタムといったブランドで新シリーズを開発していくことになるという。

すぐに倒産するわけではないとしてもプロアマ問わず愛用してるかた達は、
このニュースは非常にショックだと思います。
ちなみに、このニュースを2/15にギブソンの最高経営責任者であるヘンリー・ジャスキヴィッツが現地時間15日に公式声明を発表した。

そもそも、Gibsonってどんなギターって方に個人的意見も含め弾き手の感想を交えお伝えします。

そもそも、ギブソンって最近作りや材が悪いって聞くし、
PRSやESPから出てるナビゲーターのが音もいいし、弾きやすいと言う方がいますが
それは勘違いでギブソンは安いブランドでもそこそこ丁寧な仕事はしてます。
パーツや材の選定などのランクによって音の違いは出ますが笑
USAやビルダーモデル、アーティストモデルなどがギブソン側としては、
ランク違えど一般的なシリーズだから、それを使った上で文句を言ってみろと思うでしょう。笑
まーそれがギブソンスタイルなのでUSA以下のモデルのエピフォンは、アジアで作ってるので名貸しみたいなもんで中身は別物。
ちなみに最近知った話ですが、2012年にGibsonはエボニー事件というのがありまして
2009年からGibsonに対して行われていた木材の違法輸入の可能性が有り。
Gibsonはその可能性があると認め。
30万$(日本円にして3000万)を支払い、261,844$の木材も押収。
なぜ？罰則されたのかそれは保護対象である木材を決められた本数以上に輸入したからだそうです。
Gibsonはこの罰則と別に自発的に米国立魚類野生生物基金5万$を支払ったそうです。
それ以来、エボニーの代わりなどでリッチライト(天然木と樹脂を混ぜた材)指板を使ってるのもあるそうです。