小倉店の白石です。
こないだの年末に、ボケーッと歌番組を観ていたら、松田聖子が出ていて、彼女が若かった頃のヒット曲を久しぶりに生で披露しますってのをやっていました。
懐かしい楽曲をメドレーで披露していて、「懐かしいな〜」とかって思いながら楽しませてもらったのですが、何か違和感を感じました。
少し、低く感じたのです、キーが!
「これ、絶対昔歌っていた時とキー変えてるやろ〜」 って思ってネットで調べてみたところ、やはり、実際ライブなんかでも昔の(10代〜20代の頃の)曲はキーを低く変更しているみたいです。
個人的には、キーを下げるって「なし」なんですが。
っていうのも楽曲のテンション感とか雰囲気まで変わって聴こえちゃうからです。
並行調とはいえ、響きや何か違和感を覚えます。
しかしまあ、歳を重ねていくと、さすがに声質なども変わってきて、高音が厳しくなったのもあり、致し方ないのでしょうが。
しかし往年の楽曲を封印するのではなく、何とか今の自分に合ったスタイルで歌い続けてくれるって事はファンの方達からするとありがたい事ですよね?
(そう考えるとX JAPANのTOSHIって凄いですよね?どちらかと云うと歳を重ねる毎に高音の延びや声の艶のようなものも若い頃よりパワーアップしているように感じます)
これって、またロックバンドでもある事ですよね?
昔の曲をライブで演る時に、「もうあの頃の様には歌えません」ってキーを下げまくってるっていう。
*5オクターブの音域を持つといわれた、伝説のシンガー、イアン・ギランさんも…
というか、そもそもキーがVoに合ってないってか、無理して(機材による加工処理等)レコーディングして作品としては良いものに仕上ったが、はなからライブでは歌えません!っていうパターンも実際あります。
まあ、ロックバンドの場合はハーフダウンチューニングにするっていうのが定番の方法としてありますが。
Voの助けとなるうえに、弦のテンションが緩くなり、楽曲自体も少しマッドな雰囲気になったりするので、ロック向きなのでしょうね。
実際、私も今までに組んでた バンドのほぼ全てがハーフダウンチューニングでした。
全音下げくらいまでは、上手く楽器を調整すれば、いい感じになると思いますが、それ以上下げる場合は多弦に移行した方が良いでしょう。
多弦がラウド系のバンドに定着する以前(KORNの出現以前)のバンド、デスメタル系とかは
普通に2音下げとかってしてましたが
もう弦ダルンダルンですよ 笑
まあ、ともあれ歌い手さんは大変ですよね。
弦楽器の様にペグをくるっと回してって言う具合にはいきませんので。
ライブバージョンっていうことでフェイクするか、そのままのラインでキーを落とすか、悩ましいところでしょう。
Voのいるバンドで活動している方は多いと思いますが、曲を作る段階からVoのキーや特性にあったものを心掛けて上げてくださいね!
それでは、TAKE CARE!!!!
--------------------------------------------------------------------------------------------
☆リハーサル&レコーディンクスタジオ
sound Boogie
■天神親富孝通り店
営業時間 平日/12:00~26:00
土日祝/10:00~26:00
(バンド利用の場合、上記時間外も対応いたします。要予約)
福岡市中央区天神3-4-19 WITH TENJIN 2F
TEL 092-707-0733
■小倉店
営業時間 平日/12:00~24:00
土日祝/10:00~24:00
(バンド利用の場合、上記時間外も対応いたします。要予約)
北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity B1F
TEL 093-383-8343
☆福岡・北九州で音響設備レンタル・PAのご依頼は
TEL 093-383-7002 FAX093-883-7411
---------------------------------------------------------------------------------------------
0 件のコメント :
コメントを投稿